緊急オンライン企画「滝山病院問題と障害のある人たち」【らせん座談会】
2023年5月26日(金)13時~15時
参加費無料
zoomアドレス
ウェビナーID 851 9584 3342
パスコード 20230526
情報保障、要約筆記あり
らせん状に広がりつながっていくことで、実際の社会で起きている現象や問題を、解いていく
主催:日本自立生活センター
協力(調整中):京都ユーザーネットネットワーク、全国「精神病」者集団、ピープルファースト京都
緊急オンライン企画「滝山病院問題と障害のある人たち」【らせん座談会】
NHK・ETV特集「死亡退院~精神医療・闇の実態~」(2023年2月25日)によって、滝山病院(東京都八王子市)において、看護師らから入院患者に対して凄惨な虐待が行われていることが判明しました。ある知的障害の男性は、「ここね、人が人を殺すとこなんです。僕を助けてください。お願いします。僕は死にたくないんです」と弁護士に訴えた後、一か月もたたないうちに原因不明のまま亡くなりました。この病院の院長は以前、40名以上の患者が不審死を遂げ廃院となった朝倉病院の院長を務めていた人物です。
滝山病院の入院患者は、知的障害、透析患者、多系統萎縮症など、精神疾患に限らない障害や難病のある方々も多くおられたようです。
精神疾患の患者としてよりも、家族関係や社会生活の中で行き詰まり厄介払いされることで、最後の行き場としてこの病院に入院させられていた方もおられました。
今回の報道で提起された問題は、障害、難病、高齢、貧困ビジネス、家族間トラブル、地域社会における医療・介護の資源不足などの課題がいくつか重なるところで生じる社会の闇の縮図であるとも考えられます。
そこで、患者の救済に関わられた弁護士や番組を制作されたNHKディレクターをお呼びして、この事案の詳細や、これまでの経緯、背景事情などをお伺いしつつ、座談会形式で、中心から広がる「らせん状」に少しずつ参加者を増やしながら、情報共有や問題意識を広げていく場をもちたいと思います。
内容
「らせん座談会の中心」――番組に関わった人々の声
相原啓介さん(弁護士、滝山病院に立ち入り、多くの入院患者の支援に関わってきた)
青山浩平さん(NHKディレクター、「死亡退院」制作)
持丸彰子さん(NHKディレクター、「死亡退院」制作)
「らせん座談会の広がり」――それぞれの立場から
障害当事者・支援者などさまざまな立場の人たちから
短い時間ですが、一緒に学び、考える機会となればと思います。
ご参加のほど、よろしくお願いします。